とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

私の推しプロの保存方法とその作品の感想について(その2)

2019/4/27 掲載分

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こんにちは

10連休始まりましたね。

私はとある野望を抱き、長野にきております。

 

さて、個人的な好みの推しプログラムの件です。

 

時は来た。待ってたよ、草太!

This Is the Moment-時が来た

 ミュージカル『ジキル&ハイド』 (2017年全日本)

実は私は、ミュージカルにすごくはまっていた時期があり、レミゼなんて、初演から見ていて、鹿賀丈史のファンクラブにも入ってた時期もあり(今はファンクラブがなくなりました)歌のうまい男性ヴォーカリストが大好き。

 

その鹿賀さんが、日本初演したのが「ジギルとハイド」

このミュージカルのソロ 「時が来た」は大好きで、誰か

プロでやってくれないかなーと思ってた。

そしたら、草太がシニア初年度にこのプロを持ってきて

「ヤッター!!!」と拳を天に突き上げたものでした。

その後、怪我による離脱。

私は平昌は羽生くん、昌磨、草太の三人が行く!と思っていたので、

とても悲しく思っていました。

もうだめか・・・と思っていたとき、西日本での復活。

そして全日本への切符をつかみとり、全日本での復活の演技。

テレビで見ても観客席、泣いてました。

私の友人も、そして私もテレビ前のアリーナで泣きました。

こんなに泣ける演技というのは、真央ちゃん以来です。

 

スケートが好きで、でもあきらめきれず、現実に眼を向けて

戦いに挑んでいく草太の姿に、みんな感動しましたよね?

西日本でなく、全日本の演技を持ってきたのは、

シーズン序盤では1回転しか跳べなかったジャンプを

3回転跳んできた草太のアスリート魂に心を動かされたからです。

 

ホントは他のプロも良かった、ダイスケタカハシ

ブエノスアイレスの春(ソチのエキシビション)

これはですね。このシーズン、SPのバイオリンのためのソナチネが

結構好きだったんですよ。

色々問題があって、かわいそうな感じでしたが、無名の作曲家の音源を

使ってもここまで表現できる高橋選手はすごいと思っていましたが、

あえてエキシビションのものにしました。

これは、彼の表現者としてのなんたるか、ってのが少しわかった気がしたので。

考えてみれば、ブルースだの、ロックの白鳥だの、色々チャレンジしてきて

軒並み高評価を得ている。

陸にあがるとちょっと頼りないけど、氷の上だと極上のエンターティナーに

なれるダイスケタカハシ、感動しました。

こういう音を自分のものにできるスケーターはそんなにいるものじゃないですよね。

 

ソチではちょっとかわいそうだったけど、見事復活

パトリック・チャン 革命のエチュードその他(2015年四大陸)

パトリックのすごさ、というのは、スケーティング

これに尽きる。

全然漕がずにリンクの端から端まで到達する

そのスピードと氷に密着したディープエッジ

誰にも真似できない。

ワールド三連覇の王者なのに、アスリート人生としては、

オリンピックのタイミングに合わなかった。

本当に運命って残酷。

そんなパトリックの復帰した年の四大陸。

ショートでは氷の状態が悪く、良くなかったのですが、FPでは

本当のノーミス。

本当にショパンの合うスケーターだ、と今でもたまに見返してしまいます。

あんなスピードとエッジでは、ジャンプを跳ぶ準備ができないわーと

思います、ホント。

4回転1本で、203.99

今年のルールだったら、もっと行ったのかな。

あの演技だったら、もっと出ても良かったと思うけど、

あの時期は羽生さんとハビにPCSがガンガンついてた時期。

パトリックにはちょっと気の毒。

平昌だって引退試合だったのに、エキシビションに入ってなくて

びっくり。

こういっちゃ何だけど、ミーシャが入って、パトリックが入らない理由が

わからない。

元世界王者にリスペクトもない選び方だったな、とちょっと不満でした。

 

これで、一気にネイサン沼に バレエポーズにイチコロ

ネイサン・チェン 海賊 (2016年 四大陸 )

白状するとそれまで、羽生さんが男子では一番好きだったんです。

ネイサンのことは、ジュニアの頃から知っていたのですが、

強敵がシニアに上がってきたな、と思っていたくらいだったのです。

最初にシニアの試合で見たのは、フィンランディア杯。

びっくりしましたよ。

衣装と演技に(笑)

今でも違う意味で衣装と演技にびっくりしていますが、

ほんとにユニクロのジャージかよ、という衣装だったので。

比べて演技がものすごくエレガントでこれまたびっくり。

実は私、バレエでもミハイルバリシニコフが好きだった時期があって

フィギュアでもバレエ音楽とかあるとウキウキしてました。

真央ちゃんも白鳥は、ソチでやればいいじゃん!とか思ってたくらい。

海賊はミハルもやってたし、色んな人がやっていたけど、

本当にバレエプロだ!って思ったのがネイサン。

最初見たとき「ヤバイ....」と思いましたよ。

羽生さん、昌磨のライバルとして。そして、これは私、好きになるかも

という「ヤバイ」でした。

衣装と演技が一番マッチしたのが、四大陸。

 

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四大陸 海賊

この海賊の衣装が一番大好きで、このポーズでやられました。

後にヴェラ・ウォンと知ってこれまたビックリ

ボーヤンの4Lzも高くてすごいけど、回転の速度とかランディングとか

一番安定してきれいなのは、ネイサンだと思います。

(コリヤダ君が決まったときは、ものすごいけど、確率がちょっと低く・・・)

ネイサンの魅力はここでは語りきれないので、また。

 

9.アリーナ・ザギトワ ドン・キ・ホーテ(平昌 OP)

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最初、ジャパンオープンで見たとき、びっくりしました。

ジュニアの頃と衣装をかえて、まさにドンキのキトリ

 

当時、全部ジャンプを後半にもって行き、1.1倍の加点を狙った

攻撃的なプロ。

批判する人もいたけど、全然プログラムの良さを崩してなかった

むしろ、バレエプロに近かった。

ジャンプばっかり、と批判されたけど、そういう人は

本家のドンキ見た事ある?

あの畳み掛けるようなジャンプ構成は、まさにドンキですよ。

技術があって、それからその上で表現ですよ。

音楽ともぴったりあって、素晴らしいバレエプロでした。

オリンピックあとは、身長が急激に伸びたせいで、ジャンプとか

バランスを崩していたけど、この時期にこの人のこのプロって

いうのを見せ付けてくれて、爽快だった。

 

この後、ネイサンとザギちゃんは、ジャンプばかり、と

ルール改正の原因とまで言われ・・・

でも、なんのその!

それを跳ね返して二人は2019年ワールドで見事金メダル!

 

二人にとって、大変なシーズンだったけど、最後に結果が出て

本当にうれしかった。

 

というわけで、1に続き、私見での推しプロの感想でした。

個人的な好みなので、皆さんと同意ではないでしょうけれど。

 

それでは、よい連休を引き続きお楽しみください。

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