2019/5/2掲載分
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10連休も折り返しして、あとは普通のGWな感じなわたくしです。
ただ、本日もお仕事なので、明日から本格的なお休みと言ったところでしょうか。
GW中にGPFの一挙放送があり、録画に任せて、後半に一気見する予定ではあるのですが、私の友人なぞは、HDDの残量が足らず、真央ちゃんの優勝した2008年が
録画できず、むせび泣いておりました。
みなさんHDDの残量はお気をつけて。
さて、スケオタの方々は、改元と同時にZERO出演の昌磨先生が寝落ちしないかと、ハラハラして、生きた心地もしなかったでしょう(笑)
アイスショーの合間を縫って、深夜のご出演お疲れ様でした。
よく寝落ちせず、我慢なさられた!
ところで、改元ということもあって、ひとつの時代が終わる時。
昭和天皇がお隠れになった際は、自粛ムードが世間を包み、こんなカウントダウンだったり、セールなどは行われませんでした。
ただ、長い昭和という時代が終わったということは、戦争などの悲しい思い出が
段々と癒されていくのかな、とは思っていました。
スケオタの時代の区切りは、やはり引退選手の発表なんでしょうか。
先日発売されたNumberにパトリックチャンのインタビューが掲載されていて、
早速読んでみました。
・ソチ前のライバルは高橋大輔だった。結弦は、ジュニアからあがってきたばかり
で短期間でシニアの戦いに慣れてきた事に驚いた。
・結弦のような選手が台頭すると予想しておらず、下か追い上げられてきているのを
ひしひしと感じた。
・今までは2位と20点ほどの差で勝つことになれており、ベストな演技をすれば
勝てていたが、2013年GPFではその貯金がないことがショックだった。
確実に潮の流れが変わってきたのだ、と感じた。
・ソチでは結弦が一番勝ちたいという気持ちが強かった。自分はそうじゃない。
今のネイサンや昌磨なら奮い立ったかもしれないが。
・競技に復帰した時、フィギュアスケートは別なレベルに行っていた。
平昌で、団体で金を取ったが、結弦が2連覇したをの目にして、
何かが胸にストンと落ちた。
それはソチの結果は、なるべくしてなったものだったと。
悲しいかな、アスリートである以上、年を重ねるにつれ、だんだんと劣化していくのは
仕方のない事です。
だからと言って、Pちゃん(パトリックのことです)の世界選手権3連覇はものすごい事ですし、彼の素晴らしいスケーティングが否定されたものではないです。
でも、みんなこうやって自分の気持ちを納めていくのだなぁと。
それはプルシェンコだって、真央ちゃんだって、みんなそうだったと思います。
正直、私は、ソチ前のPちゃんはちょっと苦手でした。
でも、復帰してから好きになりました。
彼はちょっとKY発言が多かったし、壁にぶつかっても優勝していたから、
「何なん?この人」と思ってもいました(笑)
でも、言葉に出さなくても、演技って伝わるのですね。
このインタビューを読んで、復帰後のPちゃんが好きになった理由がそれこそ
ストンと胸に落ちました。
前に書いた、四大陸のFPの演技は本当にすばらしく、たまに見返してため息を
ついてます。
スケートの演技というものは、人間性が出るという真央ちゃんのお母様の言葉が
しみじみと感じ入ります。
もちろんすばらしい技術力があって、それを基に観客に、ジャッジに伝えるものなのですが、それには競技への愛情とリスペクトがあるのですね。
それがこのPちゃんのインタビューから感じ取れて、泣けました。
そしてインタビュアーへの言葉にも、また涙。
「1つ、ぼくから聞きたいことがあるのだけれど、いい?」
電話インタビューの最後に、パトリックがそう切り出した。
中略
「彼はいつでも素晴らしい表現力があったから、ノーミスで滑ったらまだ高い評価を受けられると思う。だってジェイソン(ブラウン)だってあそこまで点が出ているし。話す機会があったら、ぼくからよろしくと伝えてね」
是非、またTHEICEに出てください!Pちゃん!