とかくに人の世は住みにくい

わざわざ当ブログまで読みに来てくださってありがとうございます。趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

表現力ほどあいまいな採点はない

こんにちは

なんだか一気に夏ですね。

かき氷が恋しい日になってきた・・・・

 

さて、おとといから世界フィギュア男子FPを呟いておりましたが、

原因は、こちらの記事。

 

number.bunshun.jp

みなさん、もうお読みになりましたよね。

numberは、比較的公平な記事が多いと感じておりましたが、今年のワールド以降、

こういう記事とかテレビ放送とか、めちゃめちゃ多い。

 

何度も言いますが、すごく良かったですよ。

羽生さんの演技は。

怪我明けとは思えないクオリティ。

 

ここにきて、私は美の定義ってなんだろうと考えてしまいました。

人それぞれ、民族的にも好みが違いますし、一概に決めつけられない。

 

美の衝撃って・・・すごいな。

 

でも、私は、たんたんと高難度ジャンプを決めていくネイサンの姿に、衝撃をうけ、

美しさを感じていました。

 

いつも思うのですが、PCS(演技構成点)とはなんでしょうか。

自分でも再考のため、まとめます。

1. SkatingSkills(スケーティングスキル)

2. Transitions(トランジション

3. Performance(パフォーマンス)

4. Choreography/Composition(コレオグラフィー、コンポジション

5. Interpretation of the Music(インタープリテーション)

1 はスケーティング(足元の)技術

 

 私が今まで見た中で、もっともスケーティングスキルに優れていたスケーターは、

パトリック・チャンだと思っています。

現時点でも凌ぐ選手は出てきていない、と思います。

昔は、コンパルソリがあったため、スケーティングスキルがかなり要求されていたのですが、アルベールビルオリンピックから無くなったので、今の方は知らない人が多いと思いますが、たんにスケートの一蹴りの伸び、だけでなく、ターンで減速せず、加速したり、緩急をスムーズにできたりする、足元の能力です。

 

2 はいわゆる解説者がよく使う「つなぎ」です。

 

ジャンプの前や後のステップ、動作、ステップ、ターンなど。

これが沢山入っていると、ただ、ジャンプだけというだけではなく、演技と一体となったジャンプと見られ、見応えを感じる。

 

3 はパフォーマンス、演技力ですね。

 

これが一番難しいし、好みが別れる。

音楽の表現って何?どうしたら点数取れるの?

彼の国の方みたいに、顔芸で取れるの?ってとこが疑問でしょう。

テレビだと顔芸も見えますが、普通のスケートリンクでは顔の表情まで見えないことも多い。

敢えてジャッジのそばに行って、アピールすることも多いけど、ずっとジャッジの前で

演技している訳にもいかない。

となると、身のこなし、スケーティングスキルで表現するしかないでしょう。

 

4 は振付と構成

 

んじゃ、お金出して振付頼めばいいじゃん(笑)って事になりますけど、

それも違う。

要は、振付をいかに身体全体を使って表現し、リンクの空間をバランスよく全体を使って、演技できたか、ではないでしょうかね。

よく、TLなどに選手のリンク占有状況などをメモして(すごい!)アップしている人がいます。現地にいかない限りわかんないよ、こんなの。

テレビだとよくわからないですね。

 

5 は曲の解釈

音楽表現ですね。これもどう、採点するの?

ジャッジは音楽家ですか?

まぁ、一般の人にもわかる程度の音楽表現でしょうね。

曲をスケーティングなどの動作によって、うまく表現できているか、でしょう。

 

どちらにせよ、ムーブメントが基本なんですね。

フィギュアって芸術なんだか、スポーツなんだかよくわからなくなる。

 

でも、ひとつ言えるのは、すばらしい芸術性を表現するには、すばらしい技術を兼ね備えている事が重要だということ。

 まず、技術を持っていないと、芸術性が正しく表現できない、ということですね。

 

私が羽生さんの美というか、もっている技術と演技力等がすべて融合された

プログラムは「パリの散歩道」と「SEIMEI」(2015-2016)だと思っています。

確かに技術的には今の方が優れているのですが、心技体が一番しっくり来ていたプロだった気がします。

こう言っては羽生ファンが怒るかもしれませんが、羽生さんは猫背です。

スケーティングがスピードに乗るまで漕いでいる時、顕著です。

でもその欠点を補うプロが「パリ散」だったと思います。

むしろ、その姿勢が生かされていました。

ソチのSPを見ていて、しみじみとジェフ、すごいなぁと感じたのを思い出しました。

羽生さんもイキイキしてました。

何度鬼リピしたことか。

 

 そのあとの「オペラ座の怪人」も「バラード1番」も良かった。

でも、その二つにはかなわない。(と思っている)

「バラード1番」は羽生さんのスケーティングスキルがアップしたと

感じる作品ではあったけれども、私見だけれども

浅田真央の「バラード1番」には適わない。(と思っています)

 

オペラ座の怪人」は怪我のイメージが強くて、私自身見てると

辛くなる・・・という個人的な意見です。(勝手です。すみません)

 

本当に好みの問題で申し訳ないですが、

「Let's Go Crazy」は、あまり....

そのおかげで、そのシーズンは、昌磨とネイサンを繰り返し見てしまう羽目に(笑)

 

どうしてだかちょっと考えてみました。

この間何気なくみていたら、ハッと気が付いて、音楽をやっている友人に聞いてみたのです。

その正体は、「リズム」でした。

羽生さんは、イヤホンにこだわるほど、音楽が大好きで、音楽表現もすばらしい(と評価されてます)

でも、私には、Let's Go Crazyにはちょっと違和感がありました。

「ズレ」を感じてしまっていたのです。

それは、羽生さんにリズム感がない、というのではなく、

民族固有のものではないかと思ったのです。

 

ロシア選手がアメリカのジャズとかやっても合わないし、外国人が、日本の民俗音楽をやってもいまいち、というのと一緒です。

 

日本語は、元来、外国の音楽を歌うのに、合いません。

合うはずがありません。

ミュージカルなんか、うまく邦訳してあるので、事なきを得ていますが、

他の国の音楽は、音符ひとつに複数の文字を入れるのですが、日本語は一音、一文字です。

 

あとは裏拍です。

これが疎いと思うのです。音楽やっている友人が申しておりました。

これは、羽生さんのせいではなく、民族的なものです。

じゃ、世界的に活躍している音楽家は?

それは訓練しているからです。

こんなブログをみつけたので、見てみてください。≪お借りしました≫

   ↓ 

なので、「SEIMEI」みたいな音楽は、誰にもまねできないし、

してほしくない。

あれは、羽生さんのもの。(と思っています)

 

話は逸れましたが、

音楽表現というのを評価するのは、難しいと思うのです。

 

友人曰く「楽器を演奏できる人は、裏拍の問題はほぼない」と。

 

羽生さんを例に出してしまいましたが、ムーブメントは、人のリズム感によっても

かなり違ってきます。

 

何が言いたいかというと、PCSはジャッジの「嗜好による」

そして、場を制するものに高く与えられる

としか思えません。

以前は、PCSはシニアにあがりたての人には、辛かった。

羽生さんだって、最初はPちゃんにはなかなか勝てなかった。

 

メドベージェワくらいから、すぐ高いPCSが与えられていたと思う。

そして紀平さんもすでに高い。

あの宮原さんだって、シニア上がりたては、そんなにもらえていなかった。

 

やっぱりおかしいなーと思うのです。

 

最後に私は、「美しいジャンプを決めれる人」は、ムーブメントが素晴らしく、

PCSをあげてもいい、と思っています。

もちろん「つなぎ」もいりますが、それを重視しすぎて、肝心なジャンプが

疎かになったり、ヘロヘロタノジャンプになるのは、見苦しい。

そういうのって、PCSたくさんあげてもいいの?って事を言いたかったのです。

 

フィギュアは、身体が楽器なんじゃないかな。

音符が沢山ちりばめられている音楽もあれば。

単調だけど味わい深い雅楽のような音楽もある。

それをどう奏でるか、がスケーターの技術。

そして、どれが好きかは、その人の嗜好!!

 

だから、表現力を表すPCSはあいまいであって、

あいまいを正すことは不可能なんです。

納得いかないけど、仕方ありません。

採点競技故の問題です。

(ただ、ジャッジはもっと勉強して、なるべく統一感のある

採点をお願いしたい)

 

長くなりましたので、以上です。

(これは、触ってはいけない問題だった気がする・・・・) 

(なんでこれをブログにしようと思ったのだろう・・・・?)

 

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