コリヤダくんとトゥルソワちゃん。
結果によると天と地との差だった気がするが、
本人たちの顔を見るとそうでもない。
もちろんコリヤダくんは素晴らしかった。
トゥルソワ先輩は結果が出なかった。
今回は。。。。だ！
彼女の力をもってすれば、優勝はできたはず。
でも、それではエテリのところでやっていたのと一緒。
彼女の望みは自分が出来るジャンプを、試合で成功させたい。
という事ではないのでしょうか。
たとえ、それが今は失敗に終わったとしても。
そうでなければ、キスクラでのあの表情はできないと思う。
多くの四回転にチャレンジすれば、成功する時もあれば、失敗することだって
あるだろう。
そんな事彼女にはわかりきっている。
名だたる男子選手だって、そんなに跳んだら息も絶え絶えだ。
真央ちゃんも応援しているトゥルソワ先輩。
同じチャレンジャーの血を感じているに違いない。
彼女の本当の笑顔は（開催されれば）今年のワールド、来年度のＩＳＵの大会で
見られると思う。
対してコリヤダくん。
最初見た時は、びっくりした。
こんなきれいなスケーティングとジャンプを持っている選手がロシアにいたなんて、と。
プルの長期政権のあと、コフトン君が出てきていたけど、
羽生くんとの中国杯のあと、なんだか不調が続いていた。
そういったロシア男子の閉塞感の中に出てきたスター！と
思いきや、意外に繊細な選手だった・・・
最初見たときは、トカレフ持っててもおかしくない、雰囲気だったと思ったのになぁ・・・
彼には技術はある。
あとは気持ちだけだった。
それをミーシンが証明してくれたような気がする。
あんな怖い顔して、とっても優しいのだ。（笑）
彼の美しいスケーティングと芸術性が備わっている素敵なプログラムを滑ってくれた。
アリエフくんも復調の兆しが見えるし、怪我をしてはいるものの、サマリンもいる。
ジュニアから上がっていた、モザリョフもグメンニクもいる。
（サム坊もいる）
でもきっと、エースはコリヤダ君ではないかと、高らかに宣言された。
そんなロステレコム杯だったような気がする。
これは日本男子もうかうかしていられない。
しかし、今回のＧＰＳ、男子は佐野さんで、女子は織田君が解説していた。
お茶の間の（ってもＣＳだからスケオタだけど）方々はどう思ったろう。
いちいちジャンプの度に叫び、感想程度の解説と、
芸術性と技術性について、ちゃんと語り、どういう要素で加点、減点がつくか。
そしてどんな期待値が個々の選手にあるか、話せる解説者と。
あまりの落差にクラクラした。
そして一番びっくりしたのは、佐野さんが、コリヤダくんが移籍してミーシンのところにいる事すら知らず、アナウンサーに言われて知ったこと。
あの人理事ですよね？
スケ連の。
そういう事も調べもせず、解説するんですかね。
あんまり視聴者をバカにしてませんかね。
と、ちょっと問題と思ったのは、私だけだろうか。
エキシビションでは、うれしいサプライズも。
ザギちゃんが出てきてくれていた。
ファンにとっては、大変喜ばしいが、復帰の道筋はどうなんだろう。
今は学業と司会業とスケートの練習をしているそうだが、
正解だったような気がする。
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このコロナ禍では、とても練習に専念できないし、メドちゃんがサンボに戻ったり、
三人娘の二人が抜けたお家騒動があったので、巻き込まれてはいたが、
試合に出るような練習をしていたら、もっと気が散ってしまったことでしょう。
エスメラルダを滑った彼女はまだまだ現役でやれることを証明していた。
正直、五輪は難しいとは思うが、ＧＰＳは出られるレベルであると思う。
現役で金メダリストはザギトワだけ。
現地での人気度合いもうなずける。
（日本でも人気だよーん）
ワリエワも出ていたが、これは次なるスターの発表のように思えた。
素晴らしかった。
と、まあ他にも色々あるが、ロシア杯であるのに、日本での注目度もかなりあり、
広告も日本企業だらけだ。
そんな広告を出している日本の選手達は、今週末のＮＨＫ杯で登場する。
残念ながら、日本の男女のエースは不出場という異例なものだが、
その分、下の子たちの経験値もあがる。
楽しみですね。
【今日の独り言】
エキシのとき、クビテラシビリとかザギちゃん、ワリエワちゃんのとき
ちょいちょいグレイを映すの、やめてもらえませんかね？
（ランビなら大喜びだが）
